アルファパーク高知駅
高知駅北側、かつての日赤病院の跡地という、高知県民であれば知らない人はいない場所にこのマンションは建築された。ここでは「新たな船出」をコンセプトとし、長大な外観を直接的に表現しながら、上階では船が帆を張るようなデザインとしてワイドマリオンを採用し、今までにない新たなデザインに挑戦することとした。
吹抜けのエントランスホールは、巨大な空間を圧倒的なデザインによるボリューム感で満たすべく、単なるインテリアではなく、自律した骨格を持つようなインテリアアーキテクチャとして全体を統合したデザインとした。その結果、この場所でしか体験できない唯一無二の価値のある空間を実現することができた。
隣接する商業施設と合わせた大規模複合開発ということで、エントランスゲート・水庭・エントランスホール・ラウンジと、共用施設や敷地内部だけでなく、街行く人たちにとっても誇らしく思うデザインを実現することで、デベロッパーだけでなく高知駅北側の街にとっても新たな船出となるデザインを目指した。